2017年5月17日水曜日

「熊本大地震から」 1年 坂本亘基




「熊本大震災から」 1年 坂本亘基


こんにちは。
今回、部員ブログを担当させていただきます、
法学部法律学科、一年の坂本亘基です。

ダンダンダンダン、ガシャンガシャン!
ものすごい音とともにその揺れは襲った。
2016年4月14日21時26分、熊本大地震だ。
練習から帰り、いつものように、テレビを見ながら夕食を食べていた。突然の揺れで驚いてばかりで、ただ伏せている事しか出来なかった。
そして、家の中で落下した物を片付けるという作業にあたった。

一夜を過ごしニ夜目の眠りについて少したった4月16日1時25分、再び震度7の地震が起こった。誰もが14日の揺れを本震と思っていた。

二度の大きな揺れで周りの家々は全壊、半壊したり、瓦が全て取れたり、家や道路に大きな亀裂が入ったりと、元の熊本の姿はどこにもなかった。

それから約1ヶ月、サッカーも出来ず、学校にも行けずの生活が続いた。
断水が長く続き、飲料と食料が確保できずとてもきつかった。
4500回にも登る余震が起き、気の休まる暇もなかった。
そして地震発生から1ヶ月経ち、学校も再開し、チームの練習も再開した。

この地震で一番感じれたのが、人と人との繋がりの大切さだ。
学校に避難した時に会い、久しぶりに見る友達の顔は、格別の輝きを持っていた。
さらに、少し離れた祖父母の家からもらった飲食料を自宅近所の家に配りに行った時の、ご近所さんの嬉しそうな顔は、本当に忘れられない。

サッカー部に入部し5ヶ月目を迎えるが、様々な人に出会った。同期であり、先輩であり、スタッフの方、マネージャーでもある。これからも人との出会いに感謝し、会う人会う人とのつながりを大切にしていきたい。そして、熊本地震を経験した1人として自覚を持ち、目標をぶらさずに何事にも全力で取り組み、一日一日を大事に過ごしていきたい。



まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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