「終わりなき旅」
4年 柴田はじめ
今回ブログを担当させて頂きます、4年の柴田はじめです。
少し長くなりますが最後まで読んで頂けると幸いです。
「終わりなき旅」
16年前
ただただプロになる事だけを夢見て私はサッカーを始めた。 毎日グラウンドに向かい、ドロドロになりながらボールに触れた。
そんな私も4年目を迎えた。今までを振り返るとほとんどが怪我。 2.3年次の手術で1年4ヶ月のリハビリを経験した。 多くの支えを受けて怪我を乗り越えた。 これ以上苦しい経験はなかなか無いだろうと思っていた。
でも現実はそう甘くなく、 先日の5月末に行われたアイリーグで膝の大怪我を負った。
これまでも怪我や嫌な事、 うまくいかない事や悔しい思いはたくさんしてきた。それでも、 あの日の夜は耐えられなかった。
しかし、怪我から学んだ事は沢山ある。
いい事ばかりではないが、悪い事ばかりでもなかった。 練習や試合を外から眺めるほど辛く悔しい時間はない。その分、 考える時間があるため今まで見えなかったものが見えてくるように なる。
結果、 復帰する頃にはそれまでの自分より何倍も成長している事に気付く 。何事も結局は自分次第であって、 どんなに辛くても前向きで最後の最後まで取り組む事に意味がある 。
泣くだけ泣いた後は、 今回の怪我も神様が与えてくれた試練だと心からそう思えた。
ここからは『仲間』にも触れたい
仲間には凄く感謝している。特に同期。
入院で行けない私のユニフォームを会場まで持って行き、 共に闘ってくれた。
「また一緒にサッカーをしよう」
と何人もの仲間が声をかけてくれた。
まだまだ自分を必要としてくれる人がいる
そう思えた時、改めて自分の中に限界なんてものはないと感じた。
そんな私は今
「芝生の上を全力で走りたい」
「思い切りボールを蹴りたい」
「もう一度この仲間とサッカーがしたい」
といった想いを持ち、日々過ごしている。
これを目標に掲げ、復帰へ向けてひたむきに努力する。 その姿を仲間が見る事で刺激になり、 心が一つになれば良いと思っている。
そして積み重ねたものが繋がった時、 私はピッチで仲間と共に最高の景色を眺め、笑っているであろう。
拙い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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