「勝ち続けるために」3年 村田航一
明治のサッカー部は強い。
大学サッカー界において常にトップレベルのチームである。
私は大学入学前、明治大学体育会サッカー部に対してこのような印象を持っていて、より高いレベルの中でトレーニングを積むことができれば自分の成長に繋がるだろうと思い入部を決心した。もちろん他にもいろいろな理由はあるが、大きな理由の一つだ。
下級生の頃、スタンドから苦しい試合で負けない、強い明治を何度も目の当たりにし、このチームの一員として自分はピッチに立てるのだろうか、立たなければいけないと不安や野心を抱いていたが、今や上級生となりチームを引っ張っていかなければいけない立場となった。三年生となり迎えた今シーズン、総理大臣杯は準優勝という結果におわり、リーグ戦では現在7位という順位で、結果だけ見れば、ここ近年の常に強い明治ではなくなってしまっているのが現状だ。
なぜ今チームが勝てないのか、苦しいときにこそ三原則を徹底して相手を圧倒出来ないのかと考え、自分に目を向けたときに、基準の高い明大サッカー部の中でプレーすることで成長できると考えてしまっている自分に気づいた。もちろん高い基準の中でプレーすることは大事だが、その基準をつくるのは自分自身であり1人1人1人が現状に満足せずに自分の限界を超え続けていかないと勝ち続けることは出来ないのだと感じている。
今シーズン、トップの公式戦も残すところリーグ戦6試合とインカレだけとなった。ここまでやってきたことを信じて、さらに1人1人が限界を超えて強いチームとなれるように目の前の練習、一戦一戦を大切にしていくことが最終的に大きな勝利に繋がると信じている。
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