2017年6月19日月曜日

「使命ある選択」 2年 佐藤亮



「使命ある選択」
2年 佐藤亮


こんにちは。
明治大学体育会サッカー部に所属しております佐藤亮です。
今回、部員ブログを担当させていただきます。


この組織に入り、早くも2年目となりました。
その中で私が感じたことをお話させていただきます。


明治大学体育会サッカー部は他のどの部活や組織よりも、規律や規則において厳しいものだと自負しています。
高校まで下部組織で育てられた自分にとって、ここでの1年目は想像をはるかに超えるものでした。
上下関係や寮での仕事など、様々な新しい体験をさせられた1年目でした。
睡眠時間は高校の時に比べて半分ほどになりました。
練習が終わってもやらなければいけないことが山ほどあるという毎日を過ごし、今日までやっとの思いできました。
どうして太陽も昇っていないのに自分は起きてグラウンドにいるのだろう。
これが自分のやりたかったサッカーじゃない、サッカーってもっと楽しかったはずだよな、などの思いが毎日のように頭に浮かんでしまうようになりました。
サッカーに集中しなければいけないのに、どこかで逃げたいと思ってしまう自分が本当に嫌になりました。
そんな時、自分の心の拠り所となったのが同期の仲間と家族でした。
同期では毎日ミーティングを行い、コミュニケーションをとります。
今日まで苦楽を共にしてきたからこそ、信頼関係は他に負けないものがあります。
自分がサッカーで伸び悩んでいた時に、肩をたたいて励まし鼓舞してくれた時もありました。
寮生活をしている為、いつしか本当の家族のようになってきているように思えました。
そして、実家にいる私の本当の家族はこれまでもこれからもずっと、サッカーだけでなく行きていく上での活力となります。

この大学に入ってから家族には数えきれないほどの弱音を吐いてきました。
その度に心配をかけてしまい、今考えてみれば情けないものです。
感謝しなければいけない大切な存在です。

なぜ、こんなに厳しい環境に自分から飛び込み生活をしているのか。
探せば他にも選択肢はあったし、わざわざ明治にこなくても良かったのではないかと思うかもしれません。
もっと大学生活を謳歌しながらだって良かったのではないか。
しかし、なぜこうまでして明治大学に入ったのか。
それは、卒業後に他の人より何倍も成長して強くなってプロの世界に入りたかったからです。
大学からプロに昇格出来るかは、その人自身の4年間で決まると思っています。
だからこそ、より厳しい環境に身をおき、その中で自分を高めることで他の人との成長度合いが確実に違ってくると信じています。


早くも2年目に突入しましたが、まだまだ追求できることは山ほどあります。
それはサッカーだけでなく、1人の人間としてです。
社会から必要とされる人、社会で順応できる人、それを成長させてくれるのが明治大学体育会サッカー部です。
4年後に一回りもふた回りも成長して社会に出るためにも更に磨きをかけなければいけません。
明治大学体育会サッカー部は夢にたどり着く最大の近道だと思います。
だからこそ、この厳しい環境で残りの時間を本気で夢のために追求しようと思っています。
全ては人よりも成長し、夢を叶えるためです。
自分の夢は家族の夢。
家族に恩返しするためにも、これからの学生生活に本気で向き合っていきたいと思います。


まとまらない文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。今後とも明治大学体育会サッカー部をよろしくお願い致します。

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