2017年10月5日木曜日

「怯まず驕らず溌剌と」 1年 持井響太





「怯まず驕らず溌剌と」
1年  持井 響太


「怯まず驕らず溌剌と」

この言葉は元滝川第二高校監督、現在は台湾代表監督である黒田和生先生が考えた滝川第二高校サッカー部のモットーである。
と言われてもこの言葉の意味がピンとこないと思う。
自分も入学式当初は漢字すら読めなかった。当然、意味もわからない。
だが、意味を理解するとサッカーをするにあたっての基本である事に気付かされた。

まず「怯まず」とは、自分より強い敵が来ても恐れずに立ち向かって行くこと。
「驕らず」は、もし敵が自分たちよりレベルが下で、自分達が圧倒的優位な状況であっても、慢心にならず、100%の力を出して戦うこと。
最後に「溌剌と」とは、学生らしくサッカーそのものを楽しんで、元気にプレーすることである。

スポーツマンからすると当たり前だと思われがちだが、この言葉をプレーとして実行することは難しい。又、継続することはさらに難しい。そしてサッカーは何が起こるかわからないスポーツで、突然のイレギュラーにも対応しなければならない。その中で結果を出す為に、この言葉がどれだけ重要かがよく分かる。どんな状況でも勝つことが最優先される中で、「怯まず驕らず溌剌と」は勝つチームの基本である。そして学生サッカーではプロではないので、この精神を徹底するべきだと考える。

最後に個人的な話になってしまうが、今自分は怪我をしている。初めての長期離脱に苦しめられている最中だ。それでも前を向くしかないし、地道なリハビリを継続するしかない。この期間を決して無駄にせず今できることに専念し、色々な角度からの考えを吸収したい。たくさんの人に支えてもらっていることを忘れずに、恩返しできるよう、日々のトレーニングに励もうと思う。

まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


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